お知らせ
2016年に英国王立化学会のJ. Mater. Chem. Cに発表した「ねじれ型電荷移動(TICT)現象を利用した材料開発」に関する論文の引用回数がWeb of Scienceで1000回を超えました(Top 1%引用論文)
Link to JMC C
堀君の「正の温度効果」を特徴とする一分子蛍光温度計のJACS論文が、Top 1%引用論文に認定されました。当研究室のTop 1%論文は現在4報です。
論文リンク
猿渡君の環状アミドの液晶性に関する研究論文が
Liquid Crystalsに掲載されました。
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田中君の凝集誘起発光(AIE)色素と分子ローターの粘度応答性の特徴について追究した研究論文がChinese Chemical Letters (2024 IF 8.9)に掲載されました。
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スハイル君の発光性の室温ネマチック液晶の論文が、Moleculesに掲載されました。
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医薬経済5月1日号の
医工連携に小西のインタビューが掲載されました。現在、5月1日発行版にしかありません。後日、登録すれば無料で読めるようになりますので、リンクを貼ります。
堀君のトリフルオロアセチル基を用いたソルバトクロミック蛍光色素の論文がChemistry an Asian Journalに掲載されました。先日のJACSの論文は、この研究の中から生まれました。
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下村=アンダーソン君の棒状のπ共役系液晶の論文がMater. Chem. Front.にInside Front Coverに選ばれました。
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謙成君の1,3-ジエン構造を持つAIE色素の研究論文がChem. Asian J.に掲載されました。
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堀君のソルバトクロミック蛍光色素を用いた新しい分子温度計のコンセプトを提案した論文が
JACS(アメリカ化学会誌)に掲載されました。細胞の温度評価の応用も行っています。
論文リンク
岩井博士(24年3月修了)の低温π電子系ネマチック液晶およびそれらを用いた電場応答発光デバイスの論文がAggregate(2023 IF: 13.9)2025年第6巻第1号の表紙を飾りました。
Web
細胞の膜流動性プローブの標準試薬となりうるソルバトクロミック蛍光色素の開発に成功し、その成果がAdv. Sci. (IF 15.1)に掲載されました。特許出願済です。現在知られている色素と違い、長時間の光安定性と低細胞毒性を実現しました。生命イヴェント中に細胞が死にません!
論文リンク
東工大プレスリリース
小西が、令和5年度の有機合成化学協会:企業冠賞「富士フイルム・機能性材料化学賞」を受賞することが決定しました。
学会HP告知
東工大ニュース
東京科学大学(SCI TOKYO)・小西研のホームページへようこそ!
学部生および大学院受験希望者の研究室訪問は随時受け付けております!!
小西研では、光を極め味わいつくします。2006年に縮合系高分子の合成の研究室として発足し、その後、高分子構造物性やPI小西の学生時代の専門である光化学、医学部生理学教室助手時代の経験も加えて、ユニークな光機能を持つ有機π電子系分子や機能性高分子の研究を展開してきました。学生さんの「自由な発想やひらめき」も大切にします。異分野の気鋭の研究者から共同研究の申し出を受けることも多く、1つの分子から様々な応用が生まれ、論文リストは多彩です。学生さんの興味や個性に合わせて、下記のような分野・テーマに対応します。
光化学 光化学のスペシャリストとして、斬新かつ実用性を追求した最先端の環境応答性色素を開発しています。発光メカニズムに関する研究も行っています。
有機合成 最先端の触媒を用いた有機合成を鍵反応に使った有機π電子系分子の創製を行っています。
高分子合成&機能性高分子 縮合系高分子のモノマー設計と合成を専門とし、発光材料やエンジニアリングプラスチックの開発を行っています。
光機能材料 有機π電子系液晶や天然物を用いた発光材料や光学材料を開発しています。太陽電池の集光材料や有機半導体にも挑戦しています。
生命科学 蛍光プローブを用いて、生命科学のフロンティア~細胞膜の脂質層の謎に迫ります。
量子化学・情報科学 研究の中で、量子化学および情報科学の手法も学ぶことができます。
24年9月に蛍光分光光度計をエジンバラインスルメンツの最新の機器に更新しました。様々なオプションを追加し、量子収率、寿命、温度可変、顕微鏡観察なども行えます。
研究概要が古くて申し訳ありません。最新の研究は研究室訪問等でお話します。
List of Publications with TOC(最新の論文情報)は、ブログ形式(リンク)で掲載しています。
ユニフォームは、98年W杯のフランスのものです
現在、PIの小西は、物理、化学、生命の境界領域を開拓するWileyの国際学術誌Aggregate(2022インパクトファクター18.8)および光化学の専門誌
J. Photochem. Photobiol. C: Photochem. Rev.のエディター(2022インパクトファクター13.6)やNature Publishing GroupのScientific ReportsのEditorial Board Memberを務めており、海外で国際学会の招待講演を多数行っています。 JACS、Angew. Chem.などのトップジャーナルへの論文掲載、Top 1%被引用論文4報、過去10年の掲載論文の30%程度がTop 10%被引用論文になるなど、学生さんたちが活発に研究しています。
現在、4名の博士課程の学生を含む12名(他大からの新加入の修士学生4名)です。研究室出身の大学教員を5名輩出しており、みなさん新分野に挑戦して活躍しています。
医薬(Strasbourg大)、材料(Nantes大, Wien大= Vienna)、有機化学(Nice大)、香港中文大・深圳をはじめ、積極的に国際共同研究を行っており、学生さんの短期留学を推奨しています。博士課程の学生は6か月以上の短期留学を必須としています。
最近、高分子合成と機能性高分子の研究が増加傾向です。高分子液晶やエンジニアリングプラスチックの研究を再開しました。ただし、特許の関係で内容をHPに載せていません。研究内容の紹介も多忙のため遅れています(すいません)
基礎研究と実装を目指した開発が混在していますが、できる限り、学生さんの希望の方向に持っていきます。過去に、実用化・実装された研究がいくつもあります。
お問い合わせ
小西研究室
〒152-8552 目黒区大岡山2-12-1-S1-27
南1号館208A号室(小西オフィス)、208B号室(学生室)
e-mail: konishi.g.aa[@]m.titech.ac.jp
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研究室訪問も受け付けております。メールにてご連絡をお願いいたします。
