東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 小西研究室

光と新しいπ電子系分子が

織りなす美しいハーモニー

お知らせ

  • 2022/07/29
      

    下村君の固体発光に関する研究成果のプレスリリースを行いました。日刊工業新聞等に掲載されました。         
    東工大・研究最前線

  • 2022/07/11

    下村君の固体発光に関する論文がChem. Eur. J.に先行公開されました。Hot Paper(重要論文)に選定されました         
    Chem. Eur. J. 2022, 28, e202201884.

  • 2022/04/18

    「現代化学」に、研究室出身の佐々木俊輔博士(フランスCNRS)と京大の陰山先生の対談記事が掲載されました。東工大時代の話も出てきます。

  • 2021/12/10

    小西が東工大教育賞(最優秀賞)を受賞しました。

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東工大・小西研のホームページへようこそ!

小西研は、2006年に縮合系高分子の合成をメインテーマに掲げた研究室として発足しました。

そして、学生時代の専門であった光化学と高分子科学研究の世界的拠点である東工大の先生方とのコラボレーションを通して、構造や物性も含めたユニークな研究を展開してきました。さらに、高分子科学者だからこそ発想できる光機能性の有機π共役系分子の開発も行っています。計算化学(情報工学を加えた物性予測を含む)、生命科学や医学分野の研究にも参画しています。JACS、Angew. Chem.などのトップジャーナルへの論文掲載、Top 1%被引用論文2報など、学生さんたちが活発に研究しています。現在、10名で研究を行っています。最近、高分子液晶の研究を再開しました。特許の関係でHPに載せていませんので、興味のある学生さんは、ぜひ見学に来てください。

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2012年頃からは、過去6年の成果をもとに、高分子の合成法の革新ではなく、新しいπ共役系分子や高分子を使って「光を操る、つくる、光を使ってエネルギー物質変換する」という、機能を意識したテーマに取り組んでいます。もはや、高分子と低分子の区別はなくなっています。ただし、研究概要で紹介するように、高分子を研究しているからこそ発見できたπ共役系分子の新現象や機能が多数あり、やはり、高分子は我々のオリジナルなアイディアの源ですから、これからも続けます。

研究内容は研究概要で紹介しますが、テーマの進捗によって基礎研究と目的研究が混在しています。
基礎研究は、π共役系分子の励起状態の構造と性質を理解することからはじめ、新しい機能(発光、触媒、反応開発など)の発見を目指しています。励起状態は、短寿命であり、遷移状態はもちろん中間体を捕捉することも難しいため、分子はなかなか真の姿をみせてくれません。登山に例えるならば、1つの山が見えたと思ったら、その先にもっと高い山があったりします。とにかく、未踏の山がたくさんあります。そこに山があるから挑戦するのです。将来的には、欲しい物性を得るためのデザインが簡単にできるようになることを目指していますが、そんな中で予想外の結果(セレンディピティ)にでくわすことも多く、これもまた研究の醍醐味です。

目的研究は、基礎研究で得られた成果を、社会的に重要な課題の解決へと発展させたものです。国内外の研究室とのコラボレーションを重視しています。具体的には、有機EL、高分子光学フィルム、液晶材料、光触媒、バイオイメージング(病気の診断、癌、脂質ラフト、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など)、内視鏡開発、ソフトマターの構造解析、創薬など光を必要とするあらゆる分野に拡がっています。生命科学への応用例が多いのは、PIの小西が、医学部生理学教室の助手を経験していたことの影響です。

私たちは大学の研究らしく、研究者の自由な発想を重視します。これまでに社会を大きく変革する発明をした(企業)研究者と交流する機会がたくさんありました。その中で、イノベーションができる人材とは、真に新しいことに対して情熱的に、そして集中して取り組める人であって、近視眼的なテーマや企業のシステムにどっぷりつかる必要はないということを教えてもらいました。学生時代に、小さくてもいいので成功体験(ブレークスルーした時の感動)を味わったことのある研究者は、どんなテーマ、状況であっても壁を乗り越えるコツを知っているので、強いのです。研究室の学生さんには、発見のときめきを味わってもらいたいと思います。

このような基礎研究重視のアプローチですが、得られた成果を生かそうという気持ち(工学的センス)があると、自然と応用の世界に足を踏み入れることになります。これまでに、国家プロジェクトを含め、環境負荷低減(グリーンサスティナブルケミストリー)、元素戦略(希少元素代替)、および分子イメージングを実現する開発に参画してきました。中には、実用化されたものもあり、現在も、世界を変えるイノベーションを夢見て、挑戦が続いています。

私たちと一緒に、新しい高分子やπ共役系分子を創製し、光の新しい世界を切り拓きませんか?

お問い合わせ

小西研究室
〒152-8552 目黒区大岡山2-12-1-S1-27
南1号館208A号室(小西)、208B号室(学生室)
e-mail: konishi.g.aa[@]m.titech.ac.jp
※カッコを外し、@を半角英数に修正してからご使用下さい。
研究室訪問も受け付けております。メールにてご連絡をお願いいたします。